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骨盤のゆがみによる主な症状

それでは、骨盤に歪みが生じることで起こる主な症状を説明します。

まず骨盤とは何か紹介していきましょう。


骨盤には『腸骨』『恥骨』『坐骨』『仙骨(仙椎)』 の4つにわかれており、体の中央にて上肢と下肢を支える支柱の役割を果たしています。
この4つのそれぞれの役割は以下の通りです。

 

腰椎 骨盤の上に並んだ椎骨と椎間板です。体を支え、脊髄を保護する役割を果たします。。腰椎に負担がかかると、『腰椎椎間板ヘルニア』などが心配されます。

 

寛骨 腸骨・恥骨・坐骨の3つの骨の総称です。腸骨は内臓や生殖器を保護する骨、恥骨は骨盤の前面の壁となる骨、坐骨は座った時に体幹を支える骨です。

 

仙椎(仙骨) 骨盤の中央にある逆三角形の骨です。腸骨と腰椎をつなぐ役割を持っているため、仙椎がずれると骨格の土台がゆがみ、身体の様々な部位に影響が現れることがあります。

 

上前腸骨棘 骨盤の最も外側にある骨です。骨盤が開いていると、上前腸骨棘が正常の状態よりも飛び出します。

 

このように、身体の中で重要な役目を担っている骨盤の歪みは、身体全体の大きな歪みとなって出てきます。また、重心が正常時より変わってくることもあり、身体の負担は大きくなってきます。
骨盤の歪みに伴って出て来る可能性がある症状として、
下のものを例に挙げてみました。


生理痛・不妊・肌荒れ
骨盤のひとつである仙骨の前には子宮や卵巣などがあり、女性にとって非常に重要なものを守る役割があります。それが十分に役割を果たせない場合、子宮や卵巣に負担がかかり、ホルモンバランスが崩れて生理痛や肌荒れ、不妊などの症状を起こしやすくなります。

 

腰痛
腰椎がゆがむと、それに関連している背骨もゆがみ、腰痛の引き金となります。腰椎は5つの椎骨で構成されていますが、腰痛の症状によってどの椎骨に不具合が生じているのか判断できます。

 

便秘・下痢・冷え性
骨盤のひとつである腸骨には腸が乗っています。しかし、腸骨が開いた状態になると、支えを失った腸が下垂してしまい、腸の働きが悪くなってしまいます。この場合便秘や下痢といった腸内環境の悪化を招きます。また、内臓の働きの低下は冷え性の原因にもなります。

 

肥満
骨盤が常に開いた状態になると、腰回りが広がるため、通常より下半身が太って見えるようになります。

 

バストダウン
骨盤が広がると、それにともない、上にある肋骨が下がり気味になります。その結果バストも下垂し、プロポーションが崩れてしまいます。

 

O脚・X脚
骨盤は大腿骨とつながっているため、骨盤が開き気味になると連動して足も外側に向きやすくなります。がに股になったり、O脚・X脚の原因になったりします。

 

不眠・イライラ
骨盤は緊張したり集中しているときに自然と閉じるので、常に閉じ気味の状態が続くと、不眠やイライラの原因となります。わけもなくイライラしたり、寝付きが悪くなった場合は、骨盤の歪みを疑ってもいいでしょう。